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今日見たのは、アンカット・ダイヤモンド。
とある宝石商がトラブルにまきこまれてーといった話で、
興味をひかれたので見る事に。
ここより先ネタバレ含む【アンカット・ダイヤモンド】レビュー
レビュー点数:
2019年のアメリカ映画。
まぁ、一言で言うとロクでもないギャンブル狂いの宝石商のお話。
とにかく金にだらしなく、預かってるものは速攻質やら何やらに入れて、
ギャンブル資金にぶっこむというクレイジーギャンブラー。
あらすじは借金の取り立てに困っている宝石商がーっていうテイだった気がするけど、
どっちかというと、借金を返済するチャンスはなんぼでもあり、
そもそも借金をおったのもギャンブルが原因なんじゃないかっていう展開。
それとこの映画。
セリフの間にセリフをかぶせに来る感じで、とにかくうるさい。
わかりやすく例えると、うるせぇこのやろう!なんだこのやろう!と、
登場人物全員ビートたけしみたいな展開がちょいちょいあるんですよ。
こういう描写は珍しい、あえてやっているんだろうけれど。
さて、本筋のお話へ。
映画のテンポ自体はあまりよくなく、序盤は少し退屈で、そこが個人的に減点。
ただ主人公がクズすぎて、これ絶対良い終わり方しないんだろうなと、
感じながらも、先がちょっと気になる。
話が進んでいけども、ひたすら主人公がクズなエピソードが展開されるのみ。
主人公のクズさ加減で7割、いや8割構成されているといっても過言ではなく、
あそこの選択をミスっていなければなあ、などと同情は一切できない。
そして衝撃のラスト、ああなるとは思わなかった。
一度目の賭けバスケで当てたものの、結果的に変えなかった。
二匹目のどじょうじゃないですが、2度目の賭けバスケはハズレるか、
代わりにかってもらったものの、当選金額を持ち逃げエンドかなーと。
ただ絶頂の中で死ねたので、ある意味幸せな終わりだったのかも…
本来ならあのラストは、何回も回避できる機会があるけれど、
あの主人公なら、あそこを仮に回避したとしても、いつか死んでいたと思う。
クズの一生を切り取って、2時間に圧縮した人生を見るのがこの映画。

人にお金は借りるのはダメだなと再認識できました。
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